2016年09月16日

AUN J CLASSIC ORCHESTRA ライブ

9月16日(金) くもり 旧暦葉月十六日 正午の月齢14.7

今宵は和楽器ユニット・AUN J CLASSIC ORCHESTRA(アウンジェイ クラシック オーケストラ)のライブに行って参りました。

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会場は赤坂の草月ホール。以前より1度は訪ねてみたいと思っていた場所です。
茶色塗りのシブい内装。前席との間隔がやや広めで、ゆったり感あり。

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編成は尺八・篠笛・琴2、三味線2、太鼓・鳴り物の8名。
底抜けに楽しく、かつ聴き応えあり。実に素晴らしい演奏会でした!

和楽器のバンドと言っても、邦楽の演目や奏法に限定された演奏ではありません。
シンコペーションのリズムあり、半音階あり。
三味線をギター、太鼓をドラムス、鳴り物をパーカッションに見立てたロックバンドのような所作もあり。
和と西洋のテイストが豊かに混淆したクロスオーヴァーなサウンド世界を、存分に堪能して参りました。

今宵のテーマは「祭り」。ニューアルバム『祭』のレコ発コンサートとしての位置づけです。
ともかくオープニングから、ガンガン弾けまくり! 会場も冒頭から手拍子で応えます。

 ニューアルバム『祭』
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演目は実に多種多様。琴パートの一角を担う市川慎さん(ZAN)の作曲による、花火の情景を模した曲が披露されます。
夏の夜空に殷々と響き亘るような音たち。そしてラストの音が虚空に消えていくかのような趣向が、とっても印象的でした。

その次には「鬼才」山野さん(琴)の創った異色な作品。
ピッコロ(またはフルート)のような篠笛と、オーボエのような尺八の音色を中心に、まるで「和楽器ジャズ」のような、ニヒルな空気感の楽曲でした。

そして次に、三味線2本の競演! いや〜、これが圧巻でした。凄かった!
バチッ、バチッと力強く端正に打ち出して来る音、その一方でコロコロと軽妙に転がる音。
三味線2本の競演がいつしか、2人で1本の三味線を共有演奏に。
ユーモアたっぷりで、しかも超絶的な技巧に圧倒。とにかくスゴイ!の一言でした。

また他には篠笛と太鼓を中心とした祭り囃子のような楽曲も。
祭り囃子に思わず心浮き浮きと浮かれ出す感性は、僕ら日本人の遺伝子のなかにしっかり根付いてるなと、改めて実感。

かと思えば琴2本と尺八を中心に、英国の古楽器アンサンブルのような静かな音色の楽曲も。
琴2本のつま弾きが、まるでクラシックギターの音色のようでした。
その琴の調弦を待つ間の、幕間の寸劇もよく練られていい感じ。

そして終盤はまるでロックコンサートのように客席を巻き込んで盛り上がります。
和楽器演奏ということで客層は中高年が多めでしたが、それでも会場総立ち、「ハイ!ハイ!ハイ!」と拳を突き上げ、諸手を挙げて祭りの所作を全員で舞うところまで、昂揚しちゃいました。
いや〜、大満足の一夜でした。ホント良かったっすよ。
次は10月5日、大阪公演もあるようなので、お近くの方は是非。超オススメです!

(帰り道。山1丁目の3本木。)
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posted by 弘松勘八(ひろまつかんぱち) at 22:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする