2016年07月24日

このたびもご馳走になりました

7月23日(土) 晴れ 旧暦水無月廿日 正午の月齢18.7

毎歳夏と冬恒例、研究会ごとお呼ばれです。今回もご馳走になりました。

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季 彩

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シャンパン「ブルースカイ」。ほんのり青みがかった、夏らしい色合い。味も色彩も爽やかです。
他には白・赤のワインなどを頂きました。

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御 椀

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御 造 里  ハモ・マコガレイ・マグロです

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温 菜   この飛龍頭が美味しかったです。

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強 肴

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焼 物

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止 肴

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御 食 事

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水 菓 子

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さあ、論文の方向も定まったし、今年後半は忙しくなりそうです。


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2016年07月11日

参議院議員選挙

7月11日(月) 旧暦水無月八日 正午の月齢6.7

 選挙の当日はSNSで、候補者の応援と取られるようなことを書くと、選挙法に抵触し罪に問われる恐れがあるという。その7月10日が過ぎたので、そろそろ書こうかな。

 参議院選挙はいろいろかなり残念な結果に終わったようだが、ここ1年ほど、そして今日の動きを見て、一有権者としての僕の政治意識も、おおいに深化した。まず今朝の、自民党による新聞各紙やyou tubeへの「意見広告」。上述のように、選挙法が選挙当日の僕ら有権者の行動をガチガチに縛るなかで、おのれらだけはあの身勝手な振る舞い。この連中の振るまいは政治主張の如何より前に、根本的に人として信の置けぬものであることがわかった。もはや金輪際、この党を支持することは一切ないだろう。

 安保法制の問題だって同じこと。もともと僕の憲法に関する考えは「新9条論」に近く、現憲法一字一句変えない考え方に与するものではないのだが、昨年1年間の自民党のやり方といえば、「俺達の方が正しい、合理的だ、だから従え」という上から目線の、押しつけがましい態度に終始するものであった。まず国民の総意に基づき憲法が定立し、憲法に基づいて法律が定められ、その制約のもとで政治が執行されるという、立憲主義の原則を徹頭徹尾コケにしてくれるものだった。国会中継の映像をよく見直してみよ。参議院の委員会で安保法制の「採決」なんて、断言するが、行われてはおりません。

 だから僕は「シールズ」の若者達が「勝手に決めるな!」と叫び、行動を起こしたことに、とっても期待している。「シールズ」そのものはこの選挙後に一旦解散となるようだが、彼らの中に芽生えたものは燎原の火のごとく、これから着実に拡大していくものと思う。

 彼ら、そして僕らの根底にあるのは、『論語』にも掲げられているように、政治というものは「信」なくば成り立たず、ということだろう。選挙の期間だけ甘言を弄し、終わってしまえば舌の根も乾かぬうち。そんな政治家たちの元気だけ、歯切れだけは良いが、その実嘘にまみれた言葉どもを、50年以上も聴かされ続け、もう飽き飽きし切ってたんだ。

 そんな50年以上も待たされてきた僕の前に初めて現れた、本物の言葉に満ちた政治家が、山本太郎だった。その太郎さんの仲間たちが増えるならと、今回三宅洋平候補の選挙フェスを3時間立ちっぱで謹聴し、一票を投じた。彼もまた同調圧力に屈しない、自分の言葉を持ち腰のすわった、本物の政治家と感じた。ただ若さゆえ話がややムードに流される嫌いがあり、政策もまだ緻密さに欠ける嫌いがあると思う。でも彼にはその欠を補って余りある、どっしりとした志とビジョンがある。また真摯でユニークな仲間たちにも恵まれていると思う。

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 だから僕はこれからも、山本・三宅ラインを追い続け、そのことを通じて己の政治意識にも磨きをかけ続けたいと思う。一有権者として、社会とクニと世界に対する応分の義務を、果たして行きたいと思う。

 今や国立大学生といえども、授業料負担が高額で大変と聞く。それに対し半年9万円程度の授業料で大学で学ばせてもらった僕らは、とても幸運な時代に学生時代を過ごせたわけだが、そこには当然血税による補填があったわけだ。

 だから僕らは、僕らを学ばせてくれた社会に対し、分に応じた恩返しをする義務があると思う。だからどうするの?って、具体的な方法はパッとすぐに浮かんでこないけど、次の若い人たちのために何かすべき、そんな年齢に達しているのだと思う。


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2016年07月07日

恒例!七夕ZANライブ

7月7日(木) 晴れ、夜に入りくもり 旧暦水無月四日 正午の月齢2.7

本日は毎年恒例、ZAN(ザン)の七夕ライブで渋谷に行って参りました。
ただ今参議院選挙期間中。ハチ公も選挙仕様です。

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渋谷パルコ壁面の怪獣(これゴジラでいいのかな?)
でもRが抜けて「パコ」になっちまってるのは、いいんでしょうか?

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こちらはブック時計。午後6時47分をお知らせします。



さて会場はパルコからさらに坂を上ったところにある、渋谷gee-ge(ジージ)。

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ジジが行くにゃ最適なライブハウスだろとか、外野スタンドから野次が飛んで来そうですが、
この日は尺八・篠笛・ヴォーカルの小湊昭尚さん(コミちゃん)、箏・十七絃の市川慎さん(慎ちゃん)というイケメンユニットなので、ほぼ女性客ばかり。
開演直前には会場のビル4階から2階にかけての階段を、ずらり行列が埋め尽くしておりました。
それにしても先日の山地さんは男性客、本日のZANは女性客ばっか。
いい音楽は男女問わず、聴きに行きゃいいのに…

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なおサポートミュージシャンは尺八大河内淳也さん、バンマスでグランドピアノのTATOOさんのみ。打楽器やギター・ベース系の音は、TATOOさんの制作した音源でカバー。
慎ちゃんは前回より、ますます痩せたかな。一方コミちゃんはやや太ったかも。TATOOさんは現状維持です。
セットリストは例により、TATOOさんのブログに見えてます。

(開演前)
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演奏は1曲目「TAO」に続き2曲目「まつーり」で、冒頭から飛ばして行きます!
「まつーり」では尺八を大河内さんに任せ、コミちゃんは篠笛担当。
今宵のコミちゃんは尺八より篠笛の方がいい味出してんな、って思いました。
3曲目の「まほろば」では、尺八二重奏がいい感じ。またコミちゃんの本日初ボーカルも展開しましたが、
その後のMCではこのボーカル担当について、コミちゃんが、「ジャンケンで負けたため、ボーカル担当しなくてはならなくなった」などといつもの珍説を展開。
また珍説ついでに、TATOOさんが「興福寺の阿修羅像に似てる」とかいう、これもかなり怪しげな説を展開。
似てるのはおでこの部分だけだろ〜?って、心中ひそかに突っ込みを入れておりました(笑)

さて4曲目は「痕跡(あと)」。MCによれば、亡くなったリーダー砂川さんの痕跡という意味らしいです。
ゆるやかな流れを描く演奏。この曲で初めてTATOOさんのピアノの音が聴き取れました。
次いで5曲目は「Spirit」。これもゆったり、おおらかな演奏。慎ちゃんの絃からコミ尺八→大河内さん尺八というリレー。
その次は「思ふ空」、コミちゃんのボーカルメインで、じっくり思いの丈を聴かせてくれました。
ここまでの演奏ではとりあえず2曲目の「まつーり」と、この「思ふ空」が特に良かったかな。

そしてMCの後、7曲目「花霞」はゆったり朗らかに演奏。
その次8曲目は「結」でしたが、今日の演奏はこの曲がナンバーワンに決定!
コミちゃんの篠笛の高らかな音色、慎ちゃんの絃のゆるやかな音色。そして大河内さんの尺八の朗々とした音色。大らかに、大河のように。それぞれの楽器の豊かさが存分に発揮された、素晴らしい演奏。思わず横にスゥイングしながら聴き惚れておりました。

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さて次のMCは、恒例の勝ち抜きジャンケン大会!
で今回の優勝賞品ですが、ZANがメジャーデビューする直前、インディーズ時代に作られた「天狗」という曲があり、そのヴォーカル担当が慎ちゃんだったとの事。
そこでこの曲、慎ちゃんの歌唱で初公開!となるところが、慎ちゃんがこれを頑なに拒否。
で結局、慎ちゃんがAメロのみを歌った録音を、ジャンケンの勝者3名までが、TATOOさんのiPhoneからイヤホンで聴くという賞品となりました。
なお上記3名以外にも、この「天狗」という曲のインストヴァージョンが、全員向けに演奏披露されました。

思い起こせば数年前、同じ渋谷の7th floorで、ZANのオールナイト・アフターライブパーティに参加した時、慎ちゃんやコミちゃんや出演者が「天狗組」ともう1組に分かれ、歌合戦のような余興を披露してくれましたが、なぜ「天狗」というネーミングだったのかという謎が、今宵ようやく解けました。
あぁ、あの夜は楽しかったなぁ… そしてあの頃は若かった(笑)

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それは置いといて、ラスト3曲は「疾如風(はやきことかぜのごとし)」、「Amanogawaー未来(あす)の星たちー」、「森の見る夢」と続きます。
「Amanogawaー未来(あす)の星たちー」は、青色照明のもとゆったり演奏。コミちゃんのヴォーカルで「ずっとそこにあると信じてた…」という歌詞が印象的。
ZANのライブというのは、亡きリーダー砂川さんへの追憶の想いが続けさせているものなんだなと、改めて感じられました。
そしてラストは、TATOOさんと慎ちゃんの合作による「森の見る夢」。
前に聴いたのはもう6,7年も前だったかな。ずいぶん時が流れてしまったんだなと、ふと感じました。

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盛んな拍手ののち、アンコール1曲目はコミちゃんが独り再登場し、意外にもグランドピアノの前へ。人前でピアノなんか弾いたことないけど、1ヶ月半練習しましたということで、何と「YUYAKE」を弾き語りでご披露です。
拝聴。素晴らしい!
そりゃピアノの技量はそれなりのものでしたが、音楽って決して、技術だけじゃないでしょう?
伝えようとする熱い気持ちがあれば、奔流のようにそれは伝わって参ります。
アンコールに相応しい、記憶に残る演奏でした。
そしてラストは全員で「溢れるチカラ」。会場手拍子も交え、賑やかに締めました。

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以上で終演。「YUYAKE」と「天狗」のコミちゃん歌唱ヴァージョンが特製CDで販売されており、1枚購入。お持ち帰りといたしました。
個人的に欲を言えば、会場は去年のブルースアレイ・ジャパンの方が良かったな。
ここgee-geでは、狭さゆえかどうしても音が溢れかえってしまう。楽器たちの豊かな響きを受け止められるだけの、空間の拡がりが欲しいです。
それからサポートミュージシャン。山田さんのパーカスや目木さんのギターなど、生演奏が是非聴きたかった…
ミュージシャンの大らかさ(アバウトさ)ゆえ、どうしても準備がギリギリになってしまうようですが、来年は是非余裕をもって、山田さんや目木さん達にも声かけをお願いしたいな〜 と、思った次第です。


(帰り道。七夕の夜ですが、あいにくの曇り空でした。)
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2016年07月02日

力作! 山田方谷第2弾!

7月2日(土)くもり、夕方は晴れ 旧暦皐月二十八日 正午の月齢27.0

今宵もピアニスト・山地真美さんのコンサートで神楽坂へ。

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声優・東優夏さんとのコンビを聴くのは2月以来、
そして神楽坂 The GLEE での演奏を聴くのは、昨年9月3日以来です。

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前回この会場で聴いたときは、椅子と椅子との間に小テーブルが配置され、美味しい食事を楽しむ余裕があったのですが、
そこはさすが山地さん。10ヶ月の間にますます知名度がアップしたとみえ、今回の公演は後ろまで席ギッシリ!
今回演目の目玉は、2月に引き続き、山地さんの郷里岡山の偉人・山田方谷の事蹟を顕彰する音楽劇の第2弾なのですが、加えて山地さんのニューアルバム・『岡山の旅』発売記念コンサートの側面も。
そんなわけで開演前には山地さんの演奏録音に載せて、ご覧のようにジャケ写真の撮影風景が映示されておりました。

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さて午後7時、演奏開始です。山地さんは予告通り、国産ジーンズ発祥の地・岡山の名産品デニムで拵えた、特製ドレスでご登場。
何てったって、岡山観光特使ですからね。
なおドレスの様子は、下の方に掲げた新譜のジャケ写真に見えてます。
そんな唯一無二の衣装に身を包み、第一部がスタート。

(図版はすべてクリック2回で拡大します。)
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1曲目はおなじみ「鶴は舞う」。さりげなく、優雅な音からスタート。先を急かず落ち着いて、終始ゆったりと演奏されました。

2曲目は「桜、散る」。まだ題名の無かった昨年11月より、僕の知る限り通算して3回目の演奏です。
岡山県真庭市の醍醐桜をモチーフとする作品。演奏前のMCで、その雄姿が映示されておりました。
4歳のとき初めてこの桜に出会い、すごく大きいと感じた。また桜が潔く散る儚さに、日本独自の美を感じる。そんなことをお話しされておりました。
演奏は冴え渡る音のなかに、早春のまだひんやりとした空気感を感じさせてくれるものでした。強めの音のときよりも、絞ったピアニシモな音のときの方が、より桜らしいヒラヒラ感を感じさせてくれました。
まだルーキーなこの曲ですが、すでに僕の中では山地さんソロ曲のベスト3にランクインです。

さて次のMCで、山地さんがおもむろにピアノの下の面をタタタタタ!と連打。
するとそれに応じ、唐突に東さんがトトトトト!と、かけ足でご入場!
恒例の、お二人の漫談が始まります(笑)
9月の「雪舟」の舞台では、帰り際に山地さんが1個ずつ、
きびだんご↓のお土産を下さったのですが、
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その甲斐あって(会場を見渡し)、こ〜んなに子分が増えて、とお話が展開。
こちらも、「そうか、あのきびだんごには、そ〜んな深謀遠慮があったとは(笑)」と、独り心中でウケておりました。
やや寄り道が過ぎましたね。少し先を急ぎましょう。(東さんは一旦ご退場。)

3曲目「瀬戸の波音」は昔語りのような、どこか懐かしさを湛えたような音。ゆったり、しみじみとした演奏でした。

4曲目「備前の灯」は、備前焼を焼成するときの様子を模したものとのこと。かすかに燃え出づる炎から、段々燃え上がってゆく炎の諸相を表現されました。

5曲目「裏葉柳」も3曲目同様、ゆったりと演奏。あまり揺らすことなく、端正に楷書的に演奏されたと思います。

そして6曲目「朝の雛罌粟」ですが、曲紹介のMCがスタートしたところで、
突如、サプライズのバースデーケーキが東さんと共にご入場!
ハシモトさんという方の差し入れを、サプライズ化したもののよし。
そう、昨日7月1日は、山地さんのお誕生日。おめでとうございます!
山地さんにとっての誕生日とは、まず元旦に一年の計を立て、丁度半年経ったところで見直しし、自分に活を入れ直す絶好の節目となっているとのこと。
なるほど〜。言われて見ればちょうど真ん中。ナイスな誕生日ですね。
またこれから訪れるシチリアのご紹介もあり、長いインターバルののち6曲目へ。

この「朝の雛罌粟」は音楽学校を卒業され、新たな出発を迎えた時期、駅へ向かう道すがら見かけた、可憐なひなげしの姿をモチーフにしたものですが、
あまり顧みられることもなく、それでも健気に一生懸命咲くこのひなげしの姿こそ、山地さんご自身の姿では? と或る人からの感想があったよし。
そんなこともあって、次の7曲目と共に 〜新しい自分へ〜 という括りとなさったようです。
演奏はいつもの通り、爽やかで清々しく。中盤でちょっぴり不安?を感じさせるような調べも見えますが、すぐに乗り越え、また胸ふくらませて一歩ずつ。でもひそやかに優しく演奏されました。

7曲目は「旅立ちの先に」。4月の初聴きの際はタイトル未定だったこの曲ですが、今回の舞台で確定!
ご家族や友人と別れ、故郷をひとたび振り切って、一大決心のもと東京に出発されたときの心境を描いた曲と、前回ご紹介されておりました。
光輝に満ちた行く末への期待と、その一方で、来し方の想い出をいとおしむ、切ない気持ち。
この2つの気持ちの絶妙な混ざり合いこそ、僕が山地さんの音に魅力を感じる最大のポイントになっていると、最近しみじみ感じます。
そう。「新しい自分へ」と旅立つときの音色こそが、一番大好きな山地さん!
そんなわけで、この曲と桜と雛罌粟とが、
今や僕の中で、山地さんソロ演奏のベスト3です!

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さて休憩ののち、オレンジの山地さん、黒の東さんご入場。
第二部、『山田方谷』第二章 小雪編のスタートです。
前回2月の第一章では、陽明学者方谷の嫁・しん(進)のことを描きましたが、今回は愛娘・小雪への愛と別れがモチーフでした。
演奏はまず山地さんの、ドラマチックなピアノ演奏からスタート。物語の予感を奏でます。
悲嘆の調べから、移り変わってひそやかな音へ。
このひそやかな音、とっても好きだな!と感じました。
まるで、幼き日の想い出語りのような調べ。
まだ東さんの語りは一言も始まっていないのに、音だけから十分鮮やかに、場面の情景が浮かぶんです。
そして夜の情景。星のようにキラっとまたたく音…
と感じつつ聴いていたら、東さんの語りが始まり、「夜の縁側」だって。
大当たりです!僕ってエライ!(笑)

 …なんて戯れ言はさておき、まじめな感想に戻りますが、
別に言葉による解説が無くたって、音だけで十分に、物語を構成することって出来ると思うんですよね。
物語りの能力のあるピアニストと声優。
そんな2人の個性が高い次元で切り結ぶことにより、1+1が3にも4にも10にもなる、素晴らしい舞台が創られて行くのだと思います。

正直、前回の第1章では主に東さんが前面に出て、山地さんはそのムード音楽という、裏方に回っているような感じが多々ありました。
でも今回のステージは、二者のアーティストによる共演という本来の色合いが、しっかり出ていたと思います。
フルートとのコラボ曲「Urban Solitude」を創り、練り直す過程で、山地さんの音による場面表現力にますます磨きがかかったのではと、想像しています。

さて内容は前回同様、このステージが将来再演、再々演されるのに備え、ここで詳しく紹介することは避けたいと思います。
ただ一言だけ。今回の舞台では方谷による藩政改革の諸相につき、実に多岐にわたるご紹介がありました。
お二人ともずいぶん努力して勉強されたんだなと、頭が下がります。
ところで前回の第1章は、「志を強く持つこと、学びの夢を諦めないことの尊さ」、という根幹の部分にすべての要素が収斂し、ビシッと1本筋の通ったステージとして纏まっていた点が、実に素晴らしかったと思います。
そこで今回豊かに学ばれたことをうまく組み立て、また取捨選択して、次回第3章では再びテーマ性の明確な、ストロングスタイルのドラマに仕上げて下さるものと、大いに期待しております。
とにかく大作、力作のステージ。お誕生日も忘れる程、準備で大変だったことと思います!
本当に本当に、お疲れさまでした!!!

本ステージの後は、岡山東京事務所・イシイ次長による岡山弁レクチャーを楽しみつつ、山地さんのお色直しを待ちます。
数分ののち、デニムドレス姿の山地さん再登場!

(当日購入した新譜のジャケ写真。このようなドレスでした。)
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そしてアンコールは、これもおなじみ「桃太郎の主題による変奏曲」。
演奏はというと、これが実にフシギな音なんだよなぁ…
フシギな音と、安心な音とが、フシギに交錯するところが面白い。
またラストの「チャンチャラチャン!」って高音も、なかなか面白かったです。
 (メモにそう残っているのですが、音そのものの輪郭も、まだかすかに記憶に残っています。)

そんなわけで、大作にして長丁場の公演、
改めてお二人とも、大変お疲れさまでした!
山地さんはこれからイタリア遠征、そして8月には凱旋コンサート。
夏のイタリアで揉まれるか焼かれるかして、一皮も二皮も剥けた山地さんにまたお逢い出来ることを、大いに期待しております!!

(なお本日は神楽坂のお祭りだった模様です。)
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posted by 弘松勘八(ひろまつかんぱち) at 23:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする