2015年11月14日

山地真美さん「古事記」演奏会

11月14日(土) 雨 旧暦十月三日 正午の月齢2.4(三日月)

 今日は、雨の祖師ヶ谷大蔵へ。 

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 9月に引き続き、ピアニスト山地真美さんのコンサートに参上です。
 今回も女優東優夏さんとのコンビで、ピアノと語りによる「古事記」を創演されるとのことで、かなり楽しみにして出かけて参りました。

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 会場は、以前すでに偵察済みのカフェ・ジョルジュ。場内は日本画家田中いずみさんによる古事記絵画の個展が開催中で、この絵画展とのコラボとして催されました。

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 開演は15時。少し早く着いたので会場に近寄ってみると、ちょうど今リハの真っ最中。
こっそり外から覗くと、

「あれほど覗かないでってお願いしたのに!!!」

と東さんのスルドイ声が飛び、ほうほうの体で階段を逃げ下りました(笑)
たまたま、黄泉の国でイザナギが妻の居場所を覗く場面に、ハチ合わせてしまったわけですね。
後でそのことを出演者にお話しし、皆で大笑いになりました。

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 さて予定通り15時に開演。場内は20人ほどで満席の、小さくて親密な空間です。
 オープニングはまず山地さんのナンバーから、「鶴は舞う」を演奏。その後東さんが登場され、「古事記」創演のスタートです。
 第1部は「国造りのお話」。東さんの語りにより、アメノミナカヌシからイザナギ・イザナミまで、諸神の名が丁寧に紹介されて行きます。そして国産みからイザナミの死、そのイザナミを追ってイザナギが黄泉の国に向かうまでを描きます。
 「神々のお名前がどれもキレイなので、一柱一柱、名を声に出して読みたかった」と、後で東さんのご説明。そんな想いもあって、リハの時には無かった東さんの語りが朗々と続く場面が、本番で何度もあったとか。
 そんな東さんに呆気にとられつつも、山地さんもまた負けじと、リハでは出さなかった秘技即興の音を次々に繰り出されたよし。そんな生演奏ならではの一期一会な応酬による作品の生長場面に、図らずも立ち会うことができました。

 そこから小一時間のランチブレイク。「あご出汁のお雑煮」(お茶、香の物付)を頂きました。餅は玄米餅。素朴な優しい味わいです。

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 さて第2部は、「天照大御神」。黄泉の国におけるイザナギ・イザナミ夫婦の決別と、アマテラス・ツクヨミ・スサノオの生誕を描きます。
 イザナミの「亡骸に蛆虫の湧く音」、逃げるイザナギを魔物どもが追いかけるおどろおどろしい音、地面に葡萄や筍の生える音、そして太陽の女神誕生のキラキラな音など、山地さんの指先から豊かで奔放な音たちが次々に生まれ、場内を駆け抜けて行きました。

 その後再び飲食タイムののち、第3部は「創作覗き部屋」。作品が出来てくる舞台裏を紹介するコーナーとなったのですが、いや、実に楽しかったんだな、これが。
 第1部・第2部で繰り出された音たちが、リハの場でどのように生み出されて来たか、そのプロセスを解説して下さるのですが、例えば東さんが「ブンチャッチャ」な音、みたいに擬音語でリクエストすると、それを山地さんの指先が、みるみる楽音に変えて行きます。何だかとても不思議で面白かったです。

 そしてラストには、山地さんがまだ名前のない新曲を披露されました。演奏後東さんが聴き手から順ぐりに、曲からどんなイメージを感じた?と、聞き取って行きます。
 僕はこの曲、秋の落葉がヒラヒラハラハラと降り続けるようなイメージと感じましたが、他の方のご意見の中に、「戦い続けることでしかお互いの絆を確かめられない、2人の哀しい剣士」という、実に独創的なイマジネーションが!
 そこで東さんがその線に沿いつつ、山地さんの新曲にアドリブで物語を付けるという離れ業にチャレンジする事になったのですが、見事にお話をまとめ上げ、やんやの喝采を博したのでした。いや面白かったな〜

 というわけで今日は、物語りと音楽、そして絵画とのコラボ、なかんづくその即興性の醍醐味を大いに堪能。そしてまた、弾き語る演じ手のすぐ横で耳を傾け、ブレイクタイムには隔たりなく言葉を交わし合う親密さの中で、最後の打ち上げ会までを存分に、楽しんで参りました。

 さて次ですが、来年2月にまた楽しい催しがある模様。来年の話で鬼が笑うかも知れませんが、楽しみに待ちたいと思います。


posted by 弘松勘八(ひろまつかんぱち) at 22:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月04日

ハイレゾポータブルプレーヤーAK100Uゲット

11月4日(水) 快晴 旧暦九月二十三日 正午の月齢22.1

ハイレゾポータブルプレーヤー、どれ買おうかずっと悩んでたのですが、結局Astell & Kern のAK100Uを買いました。

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いい音です、素晴らしい!
今まで他のプレーヤーで聴いていて気付かなかった音を、いくつも「発見」。電車での移動中が、ますます楽しくなりそうです! 

このプレーヤーといい、スマホ(LG)といい、ディスプレイ(LG、PC用とBDプレーヤー用を兼ねる)といい、僕のデジタルライフには韓国製品が欠かせません!

posted by 弘松勘八(ひろまつかんぱち) at 12:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする